3.種まきと植えかえ
まもろう!ミズアオイ
   

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1.種子のとりかた
2.冬季の保存について

野外に植えるうえでの注意事項




 種まきは4月にはいったころ。

 芽が育ち、混みあってきたら、広い場所に植えかえましょう。

 庭で育てて観察してみましょう。

1.苗床づくり
水の深さは約1cm。  もち運びしやすい容器をつかいます。
 それに泥土を(厚さ10cmほど)しいて、水を入れます(水深1cmほど)。
 家に鉢があったら、鉢に泥土を入れてつかうといいです。鉢の底は穴があいているので、土が落ちないような工夫がいります。鉢の場合は、別のケースに水を入れ、ケースの水の中にゆっくりと沈めます。

 泥土は田んぼや畑からとると良いです。
 また肥料分の少ない土を使うときには、土に油かす(ひとにぎりくらい)を混ぜるといいです。ただし、多く入れすぎると、水がにごって生育が悪くなります。


2.種まき



種子に日光があたるように
種子が同じ場所にかたまらないように。
水を入れたばかりの泥土はにごっています。水が澄むまで少しまってから種まきに移ります。
 種が同じ場所にかたまらないように気をつけます。

 綿棒など細い棒をつかうと、少しずつまばらにまくことができます。棒の先に種子をつけて、水面につけると種子は水中に静かに沈みます。

 種子をまいたら、日当たりの良い場所においてあげましょう。
 まいたあとは、上から土をかけないこと。日光があたらないと発芽しないことがあります。

植えかえ

・小さな芽に太陽の光があたるように植えてあげましょう。

・根っこの部分だけを土にうめます。




芽が育ち、混みあってきた状態。





〜 ご家庭で育てる 〜

 庭に池がある場合は、バケツや鉢ごとそのまま水中に沈めます。水の深さが、土の表面より約2cm上にくる程度にします。

 庭に池がない場合は、大きめのケースに土をしいて水を張り、そのなかへ植えかえることになります。この場合は水が乾燥しやすいのでとくに注意が必要です。

 プランターや鉢で育てる場合は、底に穴があいているため工夫が必要です。別に箱・ケースをもちいてそのなかに入れると良いでしょう。


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